banner

ハチ

ハチも、場合によっては頭を悩ませられる害虫です。ハチといっても種類は多く、すべてのハチが駆除の対象になるわけではありません。日本に約3,000種類いると言われるハチの中で、人を刺すハチはほんの数種類。よく見かけるものとしてはミツバチやアシナガバチなどがありますが、どのハチも近づかないようにしていれば、それほど積極的に刺してくるハチではありません。ミツバチは花の花粉を運んで受粉させたり、アシナガバチは毛虫などを食べるため、益虫である側面もありますので、危険がなければむやみに駆除する必要はないでしょう。ただし、家の近くに巣を作られると洗濯物に入り込んで服を着た時に刺されてしまったり、小さなお子さんが刺されたりする危険もあるので、駆除するのならば巣が小さいうちに取り除いてしまうのがおすすめです。家の軒下などの巣を作るのは、多くの場合がアシナガバチです。春先から夏前にかけて新しい巣を作りはじめて、冬には巣は空になります。巣の駆除はできるだけ出来はじめの小さい時のほうがハチの数も少なくて簡単です。駆除をする際には、攻撃されないように長袖長ズボンを着用し、できれば帽子などで頭もガードします。アシナガバチは夕方になると動きが鈍くなる習性があるので、夕方ハチ用の殺虫剤を巣に噴射して、ハチの姿がなくなったら箒などで巣を落として廃棄します。ハチ用の殺虫スプレーはかなり遠くから噴射できるように作られているものが多いのであまり危険はありませんが、苦手な人は業者に頼んで駆除してもらうのもよいでしょう。ハチに刺された場合には、水で洗って病院に行くようにしまします。ミツバチやアシナガバチの場合は、アレルギーなどがない場合には命に関わるようなことはありませんが、かなり痛みや腫れはあります。スズメバチの場合には、刺されると場合によってはショック症状を引き起こすこともあるので注意が必要です。スズメバチに限っては、巣の除去なども必ず業者に依頼して行うようにしましょう。市町村によっては、スズメバチの巣を駆除してくれるところもあるので、ホームページなどで確認してみてください。

Copyright(c) 害虫駆除あれこれ All Rights Reserved.