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ナメクジ

ナメクジも意外と被害に悩む人の多い害虫のひとつです。丸い殻を持つカタツムリとどう違うの?と言われると、殻がないだけで実はほとんど同じものです。どちらも同じ貝類の生物ですが、ナメクジはカタツムリの殻が徐々に退化したものだと言われています。世間のイメージではカタツムリは可愛いと言われることも多いのに、殻がないだけでナメクジは気持ち悪いと言われるのだから不思議なものです。ナメクジの被害としては、家の中に侵入してくることと、植物への被害があげられます。家の中では湿気の多い時期に多く発生し、風呂場や洗面所などの水回りで見かけるのが一般的です。動きは緩慢ですが、ベタベタして気持ちが悪く、通った後にはスジのようなものが残ります。逆にこのスジが出来ていたらナメクジが通ったということですので、後を辿って駆除するのも簡単です。家の中に入り込んでくる程度でそれほど大量に発生することは稀ですが、植物にはかなりの数のナメクジが付いてしまうことがあります。ナメクジは、植物の葉を餌とするため、作物や草花が食い荒らされてしまうのです。作物の種類によってはかなり深刻な被害を受けることもあるので、ナメクジが発生したら速やかに駆除するようにしましょう。

よくナメクジに塩をかけると溶ける、と言いますが、実際には溶けたりはしません。溶けはしませんが、大量の塩をかけると水分を奪われて死んでしまいます。そのため、塩を使って駆除する方法も確かにあります。ただし、かなりの量の塩を使うので、畑での駆除法としては適しておらず、畑などで駆除するためにはやはり専用の駆除剤を使うのがおすすめです。逆に、家の中などできるだけ駆除に薬品を使いたくないという場合には、塩や熱湯をかけてみるのもいいでしょう。とはいえ、家の中に数匹入ってきた程度であれば、箸でつまんで処分したほうが早いかもしれません。ナメクジの発生した場所や、発生した数に応じて適した方法で駆除を行うようにするとよいでしょう。

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