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殺虫剤を使うときの注意

害虫駆除の方法としては、殺虫剤を使うのが一般的です。しかし、殺虫剤というのは害虫を殺すだけの効果があるものですから、もちろん人間の体にとっても良いものではありません。正しく使わないと思わぬ被害が出たりすることもありますので、注意しながら使うようにしましょう。

まずは、毒餌タイプの殺虫剤ですが、このタイプで最も心配されるのは誤飲です。最近のものは誤飲防止のために飲み込めないほどの大きさのケースなどに入れられていることも多いですが、それでも対象となる害虫の種類によってはそうしたタイプが使えない場合もあります。小さな子供がいる家庭や、ペットがいる家庭などは、子供やペットが飲み込む可能性があるような毒餌は使わないのが基本です。とはいえ、害虫が出るのは困るので、定期的に燻煙式の殺虫剤などで家の害虫を一掃するという方法もあります。この方法のメリットは手の届かないところに潜んでいる害虫も一気に駆除できるという点にあります。ただし、この場合もやはり人体やペットには有害な成分を使いますので、燻煙中は家を留守にする必要はありますし、ペットも避難させなければなりません。とくに水槽で飼っている魚などは忘れがちですが、燻煙式の殺虫剤は意外と魚には大きな影響を及ぼすので、燻煙中はもちろん、できれば2~3日は避難させてやりたいところです。また食品や子どものおもちゃ、ペット用のグッズなど人やペットが口にする可能性があるものにはかからないように別の場所に移したり、ゴミ袋などに入れておくなどの工夫が必要になります。逆にタンスの裏など狭い場所には薬剤が届きにくいので、できれば壁との間に隙間を作って殺虫成分が行きわたりやすいようにしてやりましょう。最後に、最もよく使われる殺虫スプレーですが、これは使用後に薬剤が壁などに残らないように拭き取ってやることが大切です。このタイプの殺虫剤は、毒餌など体の中からダメージを与えるのではなく、害虫の体に薬剤が付着しただけで虫を殺してしまう意外と強力な成分です。スプレーを使った後はその場所をしっかり水拭きをして、薬剤の成分を拭き取ってやりましょう。

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